大國魂神社と訪れる夏(2015/7/13)

出張先での昼休み。

イメージ 1

社会人になって5年間ぐらいかなぁ、朝昼とミラノサンドにはまっていた時期があった。ここ最近ご無沙汰だったけど、定番のAサンドはやっぱりおいしい。

そして店を出ると、今日は青空のケヤキ並木。昼休みとあって散策する人影も少なくない。

イメージ 2

木漏れ日が落ちる、きらきらした参道。このケヤキ並木は1,000年近く前に源家が奉植したのが始まりと言うから、何だか想像もつかない嘘みたいな世界の出来事だ。

イメージ 3

この狛犬は何歳だろう、緑の装束がなかなか素敵ではないか。

イメージ 4

大國魂神社では来週末、夏の風物詩「すもも祭」が開催される。その起源も源頼義・義家父子が「前9年の役」に勝利し、御礼としてすももを供えたからだとか何とか。本当にそうだとしたら、いちばん驚くのはすももを供えた本人に違いない。

著名な「からすの団扇」は、この日に限り頒布される。

イメージ 5

武蔵府中とも呼ばれるここ府中の町。律令時代に武蔵国国府が置かれたことが、その由来となっている。甲州街道の宿場町として栄え、現在でも私鉄路線単独の町としては異例の活気ではなかろうか。

イメージ 6

府中駅南口前は相変わらず、再開発事業のクレーンが唸りを上げていた。ごちゃっとした昔ながらの商店街は一掃され、来年には15階建てのマンションが立ち上がってくるらしい。

イメージ 7

疾風のように移ろいゆく町の景色を、ケヤキたちは何を思い見つめているのだろう。


大國魂神社関連の過去記事