鹿児島 桜島と食を巡る旅(2014/1/10~13)その2
2日目 東京→鹿児島(1/2)
ちょっと危なかったけど、何とか5時起き成功。6時前にチェックアウトして出発ロビーに出てみると、みんなどうやって来たのか大混雑中…。結局、例によって優先窓口を活用しながら、6時35分発ANA619便に搭乗。
機内ではかつてないような爆睡…。ドリンクサービスの声で目を覚まし(卑しいなぁ…)、しばらく機内誌を読んでいたらもう着陸体勢とのこと。定刻の8時30分より、ちょっと早めに鹿児島空港到着。
機内から一歩外に出ると、南国の空気は思いのほか冷たい…。預けていた荷物を受け取って、空港の目の前のニッポンレンタカーまで徒歩で。風はやっぱり冷たいけど、それでも陽射しはぽかぽかしているかも。
時間もあるため一般道を選んで鹿児島市方面へ。途中、「日本一の大クス」の看板に引かれ、蒲生(かもう)という町に立ち寄る。思いのほか観光開発の進んだ町で、駐車場もきちんと整備されている。
大クスは蒲生八幡神社の境内にある。推定樹齢1,500年、根回り30m超にも及ぶ巨木で、その姿は思いっきり引いても写真に納まらないほど。「日本一の○○」は無数にあれど、このような自然の産物は素直に尊敬する。
武家門や石垣の保全された武家屋敷通りから、「蒲生物産館くすくす館」へ。このネーミングもまた、センス良いなぁ。地元のお客さんで賑わう物産館で、蒲生産「ひのひかり」を使つたおにぎりのセットを購入。
日本列島は、西から東へと文化が伝わってきたと歴史の授業で教わった。早くから発展した分そこかしこに人いきれが感じられて、人文系の史跡も多い。空港からのわずかな間で、そんなことが感じられたなぁ。
武家屋敷通りにはカフェもあって、予定に入ってれば寄ってみたかったな。
蒲生を後に鹿児島市へ向かう。姶良から鹿児島までの国道は、鹿児島湾に沿ったわずかな土地に身をよじるように続く。海の向こうに桜島が姿を現した瞬間は、旅行者なら誰しも歓声を上げたくなるだろう。
12時前に鹿児島市街着。駐車場は満車が多く、駅から少し離れたあたりでようやく確保。そこからは徒歩で。市街を二分する甲突川(こうづきがわ)はテラスが整備されており、移動がてらの散策に都合が良い。
昼食は鹿児島中央駅周辺のラーメン屋と決めていたが、狙っていた「豚とろ」には列ができていたので、駅ビル「アミュプラザ」の地下に入る「こむらさき」に転進。すぐカウンター席に案内される。
「こむらさき」はラーメンの上に上品に敷かれたキャベツが特徴の店。だいたいラーメン屋では大盛を頼むのだが、今回の旅行はいろいろ食べたいので(笑、チャーシュー入りの普通盛り(950円)を選択。
麺は博多ラーメンよりちょっと太めのストレート麺。スープは臭みのないとんこつ味だけど、たっぷりの野菜と混ぜて食べるためか塩味が強い。いわゆる九州ラーメンとは違う、独特の「野菜ラーメン」という印象。
店を出たら外は行列になっていた。有名店は12時前に行かないと厳しいみたい…。
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