池上本門寺お会式(2014/10/12)

池上本門寺のお会式の中で、日蓮の命日の前夜である12日は「お逮夜」と呼ばれ、各地から集まった信徒団体の集まりが万灯を掲げ、池上駅前を経由し本門寺まで練り歩く。

この3日間で商店街の売り上げは年間の半分を占めるというから、その人出たるや想像に難くない。

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例年どおり万灯行列にあわせ、18時過ぎに東急蒲田駅へ。車止めの手前に万灯が掲げられる姿はいつもどおり。電車は特別ダイヤを組むものの、特段本数が増えるわけでもなく3両の電車は朝ラッシュのような混雑…。

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蒲田から2駅で池上到着。ただでさえ手狭な駅ホームは構内踏切で遮断され、ご覧のとおりの状況で…。この日ばかりは、駅舎東側の開口部が臨時出口として開放される。

駅前はすでに、万灯を見物する人たちで大混雑。ただ、押してかき分けていかなければ見れないほどではない。

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駅前通りの奥から、纏に先導された万灯が現れる…。

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まさに「一年に一度の晴れ舞台」を踏む万灯は、各地域の威信をかけ豪華絢爛に飾り立てられている。

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池上名物の葛餅とからめて…(笑

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背景の「GRANDE」は、この時ばかり店先でお酒や軽食を販売するイタリアンのお店。このへんの商店は、今日はどこもこんな感じだ。

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万灯はまだまだやって来る…。

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19時を過ぎると駅前の人並は落ち着いてくるものの、いざ本門寺方面へ歩を進めるとやっぱり大混雑(笑 池上通りを渡った区道沿いには屋台が立ち並び、定番のお好み焼きから種々雑多な店が軒を連ねる。

古には馬を呑むほどの荒れ川だった呑川を渡ると、本門寺の総門と、此経難持坂(しきょうなんじざか)という96段の階段が姿を現す。万灯も参拝客も、この階段を上っていく。

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仁王門をくぐると、正面には1964年に再建された大堂の姿。万灯もそのまま大堂に乗り入れて参拝するため、時々モーゼのような(笑)人払い(通路の確保)が行われる。ここが万灯行列のクライマックス。

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帰りは池上へ戻る気もしないので、山を反対側に下り第一京浜を歩いて西馬込へ。こちらは人も少ないし、電車ものんびりムードでほっとするな。年一度しか乗らないけど(笑

このあと深夜の浅草やら大宮やらに行って、帰宅がよもやの翌朝7時になろうとは想像だにしなかった…(笑