海芝浦駅(2015/1/31)
鶴見から鶴見線で10分ちょっと、風の強い日の夕暮れ時に。
改札の先は東芝の事業所であり、関係者以外は原則駅を出ることができない。ただ1995年に線路の延長線上に「海芝公園」が開園し、こちらは一般が利用できるようになっている。
駅名はもちろん「芝浦製作所」由来で、駅の敷地も東芝所有だとか。
「海芝公園」は公園とは言え、細長い敷地のところどころベンチがある程度。それでも運河の眺めはけっこうよくて、夜景や初日の出を目的にそこそこの人が来訪するらしい。
正面が1994年架設の鶴見つばさ橋、右端には横浜ベイブリッジの姿も。
なんだかDIY的な駅名標と、本数の薄い発車時刻表。それでも、帰りの電車は3両編成に100名弱程度の乗車があり、それも外国人が多かったのが印象に残った。
鶴見線自体、私鉄由来の低規格な駅施設だとか、廃駅跡に工場地帯の風景と、なかなか香ばしさ漂う路線。それも含めて、こんな小さな旅もどうだろう。