雄星のじゃじゃ麺と北海道日本ハム19回戦(2015/8/13)

若干出遅れたものの、ダッシュが幸いして昨日と同じ快速小手指行きに乗車。今日は「レッドラッキートレイン」だったけど、ライオンズにラッキーは訪れず劣勢の模様…。

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狭山線に乗り換えると、多くの人が試合経過を見ながらため息をついているのが面白い(笑 西武球場前着は19時20分ごろ。チケットを引き換えて入場すると、2-4とリードを許す展開ながら一死満塁と一打同点のチャンス。

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3回裏 日本ハム先発は有原。一死満塁の場面を外周通路から見守るも、栗山空振り三振、斉藤空振り三振と前に飛ばすことすらできず。
4回表 西武先発は郭俊麟。石川死球、大野送って一死2塁。谷口はレフトフライに打ち取るも、陽にレフト前へライナーで返され追加点2-5。ここで西武は左右病だろう宮田にスイッチ。しかし中島に右中間に落とされ二死1,3塁、盗塁も許し2,3塁となった後、こともあろうか上本のパスボールでさらに追加点2-6。田中四球のあと中田空振り三振でこの回を終えるも、3点差、4点差と試合の主導権をしっかり握られる2失点。

竹國の「雄星のじゃじゃ麺」(830円)。お初ではないんだけど、昨日見かけてまた食べたくなった。ピリ辛の肉みそたっぷりで野菜の存在感もあって、選手プロデュース系のグルメの中では「亮磨麺」と並ぶセンスある一品。

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4回裏 森レフト前のあと、上本が二遊間を破り無死1,3塁。ここで外崎が四球を選び、無死満塁で上位打線を迎えるこの上ない展開。しかしここで秋山は、有利なカウントから狙っていただろうストレートを上から叩けず浅いセンターフライ。あんなに振り回さなければ、秋山の技術でショート頭上に持っていけたかもしれない。続く脇谷は粘るもキャッチャーファールフライ、浅村は見逃しの三球三振と、まぁ無死満塁は点にならないとはよく言うけど…。一人出ればランナー溜めて中村に望みを託せる場面、しかし西武園の花火の音が響く中、一向に開花できない西武打線。
5回表 近藤フェンス直撃の二塁打で暗雲立ち込めるも、レアード空振り三振、石川サードゴロ、大野センターフライと秋山の守備範囲にも助けられこの回は無失点。

あまりにもぐだぐだなゲームに、売り子さんも逃亡中。

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5回裏 先頭の中村が三遊間を破るも、続く栗山はファーストゴロ併殺打。ランナーを置くと金縛りに遭っちゃうんだよね…。そして斉藤はレフトフライと、「6回までにリードしないと勝てない西武」の攻撃機会はあと1回。
6回表 十分へろへろに見えた宮田だが続投。谷口サードゴロのあと陽センター前、続く中島の三遊間へのゴロは外崎振り向いて二塁送球も内野安打で一死1,2塁。ここで田中にセンター前へ落とされ2-7となったあと、もはや予定調和か中田がレフトスタンドへ目の覚めるようなホームランを放ち2-10。続く近藤にも二塁打を浴びたところで西武は岩尾にスイッチ。いや勝つ意志があるんだったらイニング頭から、百歩譲っても左右病的に中田の場面で交代だったのでは。逆に宮田を続投させるんなら、主力を下げつつ何点取られても8回までは責任持たせるべき。「繋いで主砲の一振りで大量得点」という西武のできなかったことをしてやられたことで、日本ハムとの現状の実力差を思い知らされたこのイニング。

しかしまぁ、観戦歴中ワーストのひどすぎる試合だ(笑 20時45分だけど、この回もいつ終わるかわからないしさっさと帰ろう。

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この後西武は6回裏に6点を返すも同点までは辿り着けず、7回以降打者10人で終わるいつか見た風景。最終スコアは8-11だけど、反撃は遅く勝つ雰囲気は少しもなかった。まぁ秋山にもヒットが出たことで、多少は気分良く福岡に乗り込めるかもしれないけど。

今年の西武はほぼベストメンバーで戦ってきたけれど、あの黄金時代は層の厚い控え打者陣と、ローテーションの谷間に彗星のように現れる「孝行息子」の存在があった。灼熱のドームに試合数も増えた中で、選手に負担を強いてきた結果が今のチーム状態だ。

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こういう負けが込んだ時って、「選手は頑張っている」というコメントをよく耳にする。でもそれは「頑張り」の方向を正しく導いてやれない、「頑張り」を結果に結び付ける的確なサポートができていない、要はそのへんが無力だということだ。

ロッテが射程圏にいる限りは諦める必要はないんだけど、心身ともに選手の疲労は大きいと思う。急がば回れで8月中は足元を固めて、9月決戦に賭けるような頭の切り替えができるかどうか…。評論家様の予想が当たるのは、やっぱ悔しいしね…。

笑える秋が訪れるといいんだけど。


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