メヒアのパワープレートと東北楽天25回戦(2017/10/3)

昨日よりいくらかやる気を出して(笑、西武球場前到着は19時過ぎ。強い風の中、宮木のワゴンに並んでみる。秋メニューは売り切れだけど、肉を食べたい気分なもので。

試合は3回まで終わって、炭谷のホームランと山川の逆転ツーランで3-2と西武がリード。

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4回表 西武先発は菊池雄星。銀次ピッチャーゴロ、アマダーライトフライ、岡島見逃し三振。ただ雄星は直球がストライクに入らず、ボールになる変化球を見極められる、一見して「調子悪いな」と思わせる内容。
4回裏 楽天先発は美馬。先頭の森が二塁打で出塁するも、呉サードゴロ、炭谷見逃し三振、金子ショートゴロ で絶好機を逃す。
5回表 先頭の嶋にストレート入らず四球、茂木送りバント、藤田ファーストゴロの二死3塁から、最後はペゲーロを空振り三振。

「メヒアのパワープレート」(990円)、もしかして食べ納め?(笑 お皿が広くて席で食べにくいんだけど、ステーキが豪快に乗った一品は、わかりやすくてわりと好き。で、今日は出てくるのかな。

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5回裏 外崎センターフライ、源田はセーフティバントがピッチャーフライ、秋山ショートゴロで三者凡退。
6回表 ウィーラー空振り三振のあと、島内ライト前、銀次四球で一死1,2塁と、この回も四球が絡んだピンチ。しかしアマダー見逃し三振、岡島空振りの三球三振と、ピンチになると俄然ストライクに決まるところが謎。(だったら最初から…とか思う)
6回裏 先頭の山川が見事に三遊間を破って出塁すると、浅村もセンター前で続いた無死1,2塁のチャンスに、森がレフトへライナーで返す「らしい」タイムリーツーベースを放ち追加点、4-2。なおも一死2,3塁から、呉の代打栗山が期待どおりのレフト犠牲フライでさらに追加点、5-2。勝負時と見た早目の仕掛けが功を奏した感じ。続く炭谷はセンターフライ、金子はショートゴロ。

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全然姿を現さないのでドリンク買ってこようかと思ったところで、お気にの売り子さん登場。「あ、ギリギリセーフな感じですね」「延長になってくれないですかね。ビール売り足りない(笑」 こっちも飲み足りないけど、西武ファンとして延長はなしだよ(笑

7回表 サードに永江。嶋のファーストゴロは山川が飛び込んでナイスキャッチも、ベースカバーの菊池への送球が本塁側に逸れ、悪送球となって無死2塁のピンチ。茂木ファーストゴロで一死3塁から、藤田のセカンドゴロの間に嶋が生還し5-3と2点差になる。ランナーなくなってペゲーロセカンドゴロ。

グルメレポ放棄の、L's Cafeの「ガーリックポテト」(420円)、今日は全体として量少な目? これでも、多いのを持ってきたつもりなんだけど。

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7回裏 楽天は西宮に交代。外崎がレフト前ヒットで出塁、先頭が出ると応援は俄然盛り上がる。しかし一度牽制で刺されそうになったあと、「危ないなぁ」と思っていたら予感的中で牽制死。この手の予感はわりと当たる。源田レフトフライで二死のあと、秋山ライト前、代わった楽天菅原から山川四球で二死1,2塁と改めてのチャンス。しかし浅村ライトフライと、積極性を利用されて打ち取られている感じ。
8回表 先頭のウィーラーに追い込んでからの四球を与えると、島内にも四球、 銀次の三塁線へのバントは雄星が間に合わないサードに送球してオールセーフと、今シーズン最大のヤマ場とも言える無死満塁の大ピンチ。ベンチが完全に雄星に任せる中で、代打中川を見逃しの三球三振、代打足立を空振り三振と、心臓に悪い自作自演劇場を展開する(笑 二死満塁となって、嶋に対しては2-1とカウントを崩し、敵味方、観客全員に見え見えの直球ストライク勝負! 右中間の大きなフライを秋山が追いかけて、捕球態勢に入ったときのこの安心感(笑 マウンドを降りながら派手なガッツポーズの雄星、戻ってくる秋山をハイタッチで迎える。

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今シーズン、序盤の点差のまま淡白に終わるゲームが多かったから、こんな目の離せない熱い試合は久しぶり。…と、野球に注目してて売り子さんスルーしてた(笑 顔圧でアピールしてくれたので、慌てて呼んで今日もハイボール購入。ではまた明後日。

8回裏 先頭の森がレフト前で出塁、この流れがいい。永江が送った一死2塁から、炭谷の打球は前進守備のレフトの頭を越えるかと思ったら、そのままスタンドに飛び込んで大きな追加点、7-3。続く見せ場を奪われた代打中村は空振り三振で悔しそうな姿を見せるも、外崎がヒットと盗塁で作った二死2塁の場面から、源田が前進守備の左中間をライナーで破るタイムリスリーベースを放ち8-3。さすがにこれはダメを押しただろう。なおも二死3塁で、代わった入野から秋山が内角低めを掬い上げライトスタンドへ完璧なホームランで10-3、もうここまで来るとお祭りだ(笑 山川レフトフライに倒れるも、この回の攻守は今シーズンのハイライトになるだろう。

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9回表 ピッチャーは武隈、ライトに木村、外崎がファーストへ。茂木ショートゴロ、藤田センターフライ。点差がついたこともあって、武隈の淡々としたマウンドさばきに強い安心感を覚える(笑 最後にペゲーロも淡々と空振り三振、何気にいい仕事したと思う。

試合終了後、楽天ナインが外野に整列し、一塁側スタンド、それから三塁側スタンドに一礼。ライバル同士激しく戦ってきたけど、最後のこれは清々しい。

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最終スコアは快勝だけど、中盤まで雄星が毎回ピンチを作りつつの紙一重の試合だった。無死満塁のピンチで、「ここで崩れたら今までの自分と同じだと思って」というヒーローインタビューは良かったね。CSで福岡にリベンジできれば、真のエース覚醒だ。

いろんな意味で大きな一勝だった。でも最終戦勝たなければ、また楽天も、精神的に息を吹き返すかもしれない。だから木曜日、勝ってホームCSに臨もうじゃないか。


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