バーベキューポーク丼と東北楽天CSファースト第3戦(2017/10/16)

この日は来ないでほしかったんだよ。

定時ダッシュに成功して、19時過ぎに西武球場前到着。そぼ降る雨は冷たく、寒い! チケを受け取ってから、一塁側に入場。外周通路は屋根のかからないところも多いので、立ち見の客がいると内野まで辿り着くのがたいへんなんよ。これは設計ミスだと思う。

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ありえないほど列の延びたL’s caféに並んでいるうちに、バッテリーエラーが出て0-2と楽天が追加点を入れた模様。前半でリードされるとずるずる負ける展開が多いので、早くも暗雲立ち込める感じ。4回表、二死3塁となったところで野上から野田に交代。

4回表 茂木サードファウルフライで、野田がこのピンチを切り抜ける。

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4回裏 源田ピッチャーゴロ、森セカンドゴロ、山川四球のあと、浅村セカンドフライ。美馬の調子が良すぎるという会話が周りから聞こえるけど、球数見るとそれなりに投げさせてる感じ。
5回表 藤田サードゴロのあと、銀次の右中間への大きなフライを秋山が後ろ向きでスーパーキャッチ! 秋山は打てなくても、これぞプロという守備があるからいい。ペゲーロがセカンド内野安打も、島内見逃し三振で野田はシーズン後半の好調を保っている。

L’s Cafeの「バーベキューポーク丼」(800円)。肉のボリューム感という点では、ドーム全体でも上位に入るのではないか。ただ今日はちょっと、焼きすぎなのか堅かったな。「梅サワー」(470円)もあわせて購入。

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5回裏 爆発のきっかけが欲しい西武打線、まず栗山が巧みなセンター返しで出塁。中村がセンター前で続いたところで、栗山に代走金子を送る。早い仕掛けだけど、それだけ中盤戦の攻防が重要だということ。外崎がピッチャー前に送りバントを決めた一死2,3塁から、炭谷がライトへ大きな犠牲フライで1点返し、1-2。ここで楽天も動いてピッチャー高梨に交代。二死3塁の同点のチャンスで、期待の秋山は空振り三振…。

ユニフォームがわかりづらいんだよ!(笑 自分的には「正装」である白ユニを着てほしかったけど。

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6回表 西武は牧田。ウィーラーはサードゴロも、中村の送球が右に逸れ無死2塁…。ちょうど真正面に投げる態勢になって、投げ損ねた。岡島バントで一死3塁となるも、枡田を高め直球で空振り三振、嶋サードゴロと、牧田らしい粘りで無失点で切り抜けた。
6回裏 ピンチの後にチャンスあり。先頭の源田が四球で出塁すると、ここで不振の森に代打メヒアを送る。それを受けて楽天も宋家豪に交代。高梨はどうせ山川で交代だったろうから、ここの代打は打線の繋がりより、一発長打のギャンブルを取ったとしか思えないだが…。メヒアは外角ストレートに反応できず見逃し三振、源田盗塁で一死2塁も、山川センターフライ、浅村ショートゴロで1本が出ず。
7回表 西武は高橋朋、この交代もある意味ギャンブルだが…。投球練習からとんでもない球を投げていた高橋だったが、茂木ショートゴロ、藤田レフトフライ、銀次ショートゴロと、今日はそこそこコントロールできていた。

だから、どっちの応援かわからんて(笑

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7回裏 楽天はハーマン。先頭の金子がセンター前で出塁すると、中村は痛烈な当たりも角度がつかずショートライナー。外崎見逃し三振、炭谷が変化球を拾ってレフト前で二死1,2塁から、代わったピッチャー福山の変化球に秋山バット止まらず空振り三振…。いちばん雰囲気のある中村の打球が正面なのは惜しかったし、秋山にはボールを見極めてほしかった。
8回表 西武はこれまたギャンブル性の高いシュリッター。ペゲーロ空振りの三振、島内ショートゴロと簡単に2アウトのあと、ウィーラーに高々とレフトスタンドに運ばれ大きな一点を失う、1-3。岡島四球のあと、舛田にもレフトポール際に運ばれ1-5。事態を呑み込めなかった場内が一瞬静まって、そのあとの楽天ファンの大歓声…。がっくりうなだれるシュリッター、もうピッチャーいないからしょうがないんだよ! 嶋はセカンドゴロ。この回をもって、お客さんがぞろぞろと帰っていく…。

L’s Cafeの「ジャンボチキンカツ」(310円)。普通にかつ丼に乗っかってるレベルの大きさで、驚いた(笑 ついでに梅サワー2杯目も調達。今日は凍える寒さだし、お気にの売り子さんもいないからこんなもん(笑

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8回裏 源田センターフライ、メヒアサードゴロ、山川空振り三振。笑うしかない。
9回表 4点ビハインドで西武は増田。茂木空振り三振、藤田見逃し三振、銀次見逃し三振。楽天も振り回してきたけど、ここは増田の「やり場のない怒り」を感じた場面。
9回裏 楽天は松井裕。先頭の浅村がストレート決め打ちで、レフトスタンドへ一矢を報いるホームランを放ち2-5。西武ファンは久々の盛り上がりを見せるが、金子空振り三振、中村空振り三振、外崎は右打ちもファーストゴロで試合終了。

ドリンクの量としては最低記録。1杯目の氷が最後まで溶けず、氷山のようになってる(笑

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まぁ…ミスからの失点はあったものの、ある程度想像できた悔いの残らない敗戦ではあった。結局最後は、先発のコマ不足が露呈したし(岸の分で楽天と勝敗が入れ替わったとも言える)、攻撃はホームランに頼る大味なものに終始し接戦での1点が取れなかった。

「2位になった意味がない」と嘆くファンを見かけたけど、そうね、本拠地で応援できたことぐらいかな? 球団が収支を気にするのは仕方ないけれど、来シーズンは「強いチームを作ること」にもっと投資してほしい。

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実力の拮抗するパリーグで、今年2位だからと言って「強くなった」と考えるのは早計で、連勝したり、連敗したりの巡り合わせだと思っている。辻イズムの浸透もまだまだだし、FAの動向もあるだろう。来期もゼロベースで、物事考えていく必要があるんだろうな。

また春まで、このボードは放置されるのだ。そんな季節が来てしまった。

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2017年シーズン15試合参戦、7勝8敗。


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