道東 台風と秋の旅(2018/9/27~30)その9

4日目 旭川→大宮(2/2)

東京行きの最終列車らしく、「はやぶさ」は新函館北斗を出ると、小駅を丹念に拾って進む。道内最後の駅、木古内を過ぎると、ほどなくして青函トンネルに入る。飛行機、船、在来線特急で渡った津軽海峡だけど、新幹線はこれが初めて。速度制限を受けているため、乗り心地はひどく良い。

長時間の乗車を考えて選んだグランクラスに、始発時点の乗車は3名ほど。さっそく飲食のサービスが始まるが、ゆっくり楽しめるのは航空機にない新幹線のアドバンテージ。

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とにかく季節感を大事にした「和軽食-東北・北海道編-」、お品書きはこんな。

ホッケ味噌焼、玉子焼/南瓜揚、岩手県産合鴨入り肉団子 金ごまあんかけ、銀杏串、パプリカ揚/大根梅風味和え/芋煮風 牛肉、里芋、牛蒡、蒟蒻、いんげん、飾り人参/季節御飯

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本州最初の駅、奥津軽いまべつを過ぎると、列車は再び速度を上げる。新青森JR北海道から東日本に引継がれると、首都圏の運行状況について詳細なアナウンスがされるようになった。JR在来線は22時で運転取りやめ、東京メトロは運転継続の予定。あとは西武か。

今日のお茶菓子はNREのオリジナルパウンドケーキ「秋風~宮城県産 枝豆~」。これって豆が強すぎると青臭いし、弱すぎると枝豆の意味がないから商品開発難しいと思う(笑

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盛岡を出ると停車駅は一気に絞り込まれ、所要40分ほどで仙台に到着すると、次は大宮までノンストップ。この間に西武線アプリを見たところ「22時以降順次運休」とのことで、本日帰宅の可能性はこれで消滅。車掌さんを捕まえようもバタバタしてるようで、今日のグランクラスは落ち着かない(笑

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関東平野に入ったあたりで、この列車が東京到着後「列車ホテル」になる旨が案内される。人生経験としてアリかなぁと半ば諦めながらスマホを弄んでいたところ、さいたま新都心のホテルが1部屋だけ空いてるのを見つけて即予約! さほど雨も落ちてないので、1駅ぐらい歩けるだろうと。

大宮駅到着は定時の22時38分。在来線の運転は既に終了し、普段はごった返すコンコースはがらんとして。

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駅を出ると少し雨が落ちだしていたので、ちょうど壊れていたこともあり近くのローソン折り畳み傘を購入。それを持って快調に商店街を抜けるも、風雨は急速に強くなって、両駅の中間点を過ぎたあたりではすっかり暴風雨に。買ったばかりの傘をかばって、自分はかばえずに…(笑

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ホテル・メトロポリタンに辿り着いたのは結局、想定を大きく上回る23時15分ほど。あまりにボロボロの様子に、フロントの人は笑いをこらえていたに違いない…。バッグの中まで雨が入っていたため、中のものを取り出して干すろことから。大事なものはビニールに入れといてよかったよ…。

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窓の外には、もう列車のやってこないさいたま新都心駅。こうして3泊4日北海道の旅は、想定していなかった5日めに突入する。


タイムスケジュール(4日目)
9:00~9:30 朝食
11:50 チェックアウト
11:55~11:05 宿泊先→神楽岡公園
11:30~11:45 神楽岡公園ニッポンレンタカー旭川駅前営業所
11:55~12:05 ニッポンレンタカー旭川駅
13:00~14:35(到着遅れ) 旭川→札幌「ライラック24号」
14:45~18:25(到着遅れ) 札幌→新函館北斗スーパー北斗16号」
18:36~22:38 新函館北斗→大宮「はやぶさ42号」
22:45~23:10 大宮駅→さいたま新都心駅(徒歩)
23:15 チェックイン「ホテルメトロポリタンさいたま新都心


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