秩父 あの日見た花の名前は、芝桜(2013/5/12)

西武線直通の東横特急に乗り遅れたため(←頭の中の時刻表が旧ダイヤだった)、池袋に出て11時30分発の「ちちぶ13号」に乗車。あー食べ物買いそびれたよ。昔は特急ホームに売店あったよね?(何年前?)

子供のころ清瀬に住んでいたときは、この特急レッドアローが憧れの的だった。ハイキングのたびに「乗りたい」とだだをこねてみたものの、結局いつも所沢から「急行奥武蔵」の、黄色い電車だったなぁ。

西武池袋沿線は長らく住んでいたため、車窓は懐かしいばかりだが、それでも少しずつ変わってきている。駅はどこもきれいになったよねー。40分ぐらいで飯能着。ここで向きが変わって、車窓が後ろ向きになるのがこの特急の欠点。

正丸峠を越えて、12時43分横瀬着。東横特急利用より9分だけ早かった。駅横の案内所で、おにぎり3個入り250円を購入する。今日は本当に天気がいいね! 秩父のシンボル、武甲山が頂上までくっきり見えてきれいだわ。

イメージ 1

横瀬駅から羊山公園まで、横瀬の里を歩く。ここに来るのも4回目なので、今日ははじめての道を選んでみる。15分ほどで羊山公園「見晴らしの丘」到着。はじめての道を選んだ結果、はじめての場所に来ることができた。

とりあえずここで木陰を借りで、おにぎりで昼食。

イメージ 2

「見晴しの丘」から眺める秩父の町は、まるで箱庭のよう。荒川最上流部が刻んだ狭い谷間に、肩を寄せ合うように家屋が並んでいる。遠くに見える秩父公園橋がいいアクセントになっている。

イメージ 3

芝桜の丘へ。芝桜はだいたい連休前半が見ごろ。すでに花はピークを過ぎており、芝桜の絨毯も緑が目立つものの、水色の空と、灰色の武甲山と、ピンクの芝桜はやっぱりきれい。連休中と違って人も少ないしね。

最近は芝桜を売りにした観光施設も増えているようだけど、秩父の芝桜がいいのは都心からの適度な距離と、それでいて旅行気分が味わえることと、あとは手作り感かな? 飽きずに毎年のように来ているからね。

イメージ 4

山を下りて15時ごろ、西武秩父駅へ。ちょっと余裕を持って、16時25分の特急券を購入。1時間ちょい、秩父の町を歩いてみたかった。

2年前に秩父を舞台にしたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」放送以来、秩父もアニメで町興し中。アニメが市民権を得るにつれて、こういうところ増えたなー。 「どの層に響くか」というのが、鉄道会社にとっては重要なんだろうけど。

イメージ 5

なんかまぁ、いろいろ売っている(笑 「あの花どら焼き」とか、何なのよ…(笑 と言いつつ、秩父限定「あの花クリアファイル」「あの花交通安全ステッカー」「あの花シャトー秩父ワイン赤」を購入。最近ワイン好き。

仲見世通りで「岩魚すし」と「よもぎ饅頭」を購入。ここも、次第に商品開発と品ぞろえが増えてきたね。帰りの電車が空いてたら前者、混んでたら後者を食べよう。

イメージ 6

ちちぶ36号」、満席(笑 「よもぎ饅頭」をかじりながら池袋へ。池袋まで80分程度だけど、車窓の移り変わりも楽しいし、あっという間だね。まぁ、ここからがまだ遠いんだけど…。

帰宅は19時半ごろ。9時間の外出で、半分は電車に乗ってた(笑 夕食に「岩魚すし」。生の川魚ははじめて?だけど、ちょっと泥臭いのが気になるかな。まぁ身が薄いので、あっさりと食べられたけど。

イメージ 7

秩父ワイン」は甘めだけど独特の苦みがあっておいしかった。もちろん、ラベルが「あの花」だったとしても中身は変わりなく(笑 とりあえず瓶、というかラベルは保存かなぁ。 だるま弁当や峠の釜めしと同じで、殻を処分しづらいのよね(笑

秩父はのんびりできて意外によかった。西武鉄道が「秩父さんぽ旅」でキャンペーン打ってるけど、まさにそんな感じ。山が近いことが、東京北西部、それも西武池袋沿線に住むメリットのひとつだね。

なんか引越してからのほうが、西武沿線をエンジョイしてるんだけど(笑


羊山公園関連の過去記事