羊山公園芝桜の丘、4年連続!(2017/4/30)その1

飯能で引き返した、昨日の仕切り直し。

6時ごろ目が覚めたのでレッドアローの空席を調べたところ、10時52分所沢発で「残席わずか」と、昨日より状況は厳しいみたい。10時半ごろ家を出て、所沢から満席の「ちちぶ11号」に乗車。途中で見かけた各駅停車は、8両編成ながらこの混雑で…。

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飯能で向きを変えた特急は、新緑の奥武蔵へと分け入っていく。正丸トンネルをくぐって横瀬到着は11時43分。ギラギラとした夏空の下、吐き出される人波は過去最高かな…。脇の側線には3月から走り始めた、元町・中華街往復のS-Trainが昼休み中。

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駅を出てすぐ右手にある横瀬町の案内所を覗くも、小さな食堂は満員で待ち客が出る盛況。幸い売店のおにぎりが残っていたので、これを持って羊山公園へ向かうことにする。

一応、「あの花」と「ここさけ」の聖地マップはもらっていくかな…(笑

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駅から南下して会場南端の臨時口に達するルートが公式ながら、例年のごとく線路沿いの道を使い北側からアプローチをかける。明らかに遠回りではあるんだけど、人が少なくて開放的な気分になれるから。

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羊山公園の麓まで来ると、周囲の道路は規制されシャトルバスが頻繁に往来するという、わかりやすいゴールデンウィーク状態。ただ、芝桜のある南側の丘に比べ北側はまだ空いていて、丘へと上る散策路に人影はなく、新緑から零れる光が気持ちいい。

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丘の中腹から見渡す、横瀬の里とセメント工場の風景。なんてことない田舎なんだけど、東京から峠を越えてやってきたことを実感できる、この絵はなんか好きだ。

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羊山公園見晴らしの丘は、「あの花」と「ここさけ」のダブル聖地(笑 いつも取り上げられるのは秩父市街を一望する西側の風景ながら、姿の池と武甲山を背景に緑がキラキラ輝くような横瀬側も素敵だと思う。

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ここでお昼ごはん。小ぶりなおにぎり3個(258円)と、芦ヶ久保名物「とう七まんじゅう」(120円)。お饅頭は2種類買ったけど、1個はここまでの間で食べちゃった(笑 一応聖地ということで、巡礼マップとあわせて撮影。

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ふだんは閑散路線の西武秩父線も、この季節はひっきりなしに電車が行き交う。桜越しに峠に挑むスマイルトレイン、しかしいまいち撮り鉄にはなり切れず…(笑

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丘を上り切った西側が、本来の「見晴らしの丘」の風景。荒川の河岸段丘に広がる市街地と、その頭越しに遠望する秩父公園橋の景観は秩父を代表する。昨年は天気悪かったから、あえて同じアングルで。

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さて、迂回路で人混みから逃れられるのはここまで。見晴らしの丘を下りると、秩父方面から続々と上がってくる人々の流れに飲み込まれる。ここからは1列縦隊で、芝桜の丘まで護送されるように歩く(笑 列は時に停まりつつ、じわりじわりと進んでいく。

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芝桜の丘までは、だらだらと続く坂道を上って15分ほど。尾根の上は視界も開け、草を食む羊の背中に武甲山がどっしりと座る。この左手が芝桜の丘の、表口(中央口)となっている。

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仮設の窓口で300円支払って、絵葉書とチケットを手にゲートをくぐる。市民による花壇や、チューリップ畑となった一画を通り過ぎると、尾根に挟まれたすり鉢状の地形の中に40万株に及ぶ芝桜が咲き乱…って、あれ?

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第一印象は、ほんと「あれ?」だった(笑 手前は防草シートで育成中なのかな、でも奥のあたりはもう過ぎてる感じだし…。普段ゴールデンウィークの少し前に満開を迎える芝桜の丘だけど、暖冬もあって開花時期の調整が難しかったのかもしれない。

それでも見るところによっては、一面きれいな花畑。それ以上に、人多すぎなんだけど(笑

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開花状況は種類によっても違っていて、白い花は今が見ごろな感じ。

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一方で、特にピンクの花は途切れ途切れ。こうやって見ると、やっぱり緑が目立つ。

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強烈な日射しを受けつつ、遮るものが殆どない芝桜の丘。ゲート向かいの斜面を上がったところに僅かな木陰があって、ちょっとした屋台村となっている。救いを求めるような人々の列、その先頭にあったのは、案の定かき氷屋だった…(笑

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かき氷もよさげだけど、ちょっと小腹が空いたかも。


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