香川・徳島・和歌山 サンライズ瀬戸と目的地のない旅(2012/9/5~9)その1
1日目 東京→高松
ふと旅に立つ機会に恵まれ、準備を始めたのが10日前。生まれてはじめての寝台列車もいいなぁなんて大井町駅の窓口に出向き、「ありますかねぇ」と言われながら「サンライズ瀬戸」のA個室寝台を確保。時には「汽車旅」もいいかもね。
北千住への出張から一旦家に戻り、21時半過ぎに東京駅へ。時間も時間でお弁当も売っていないので、今夜の食事は万世の「万かつサンド」で。45分ごろホームに上がると、ちょうど列車が入線したころ。夜の東京駅、これから旅立ちというのも不思議な感じだ。
指定された部屋に向かうと、扉の前で車掌が待機済み。「よろしいですか?」とその場で検札してもらい、アメニティー一式を受け取る。オリジナルの袋に入ったアメニティーはビジネスホテル並み。A個室寝台のみシャワーカードもつく。
22時ちょうどに東京駅を発車。天井まで回った窓は大きく、ブラインドを開けてぼさっとしていると駅のホームから丸見えだ(笑 普通に帰宅客が待つ品川駅で運転停車するものだから、慌ててベッドに突っ伏したさ(笑
列車は横浜、熱海、沼津と停車し、東海道を西へ向かう。列車の揺れはゆったりとしていてさほど気にならず、騒音もほとんどない。ホテルで寛いでる気分なんだけど、流れてゆく窓外の景色だけが不思議な感じだな。
23時54分発の富士駅が最後の記憶。今日の昼間の出来事が遠い過去のような、そんな感じ。
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