日比谷公園(2013/10/27)

日比谷公園の歴史は、かつての諸藩上屋敷跡地を東京市が公園整備し、明治36年に開園したところまで遡る。ジャガイモ畑として耕作された戦中、GHQに接収された戦後を経て、再整備の末にシンボルの大噴水が完成したのは昭和36年

イメージ 1

今となってはいかにもオールドファッションな園内ではあるが、今でも広い面積を説明する際の「日比谷公園○個分」の表現は健在。江戸城の石積みとドイツ庭園にビル群を借景とした心字池の佇まいは、良くも悪くも「東京」の風情を感じる。

イメージ 2

銀杏の強烈な匂いの中を散策。野外音楽堂からは、リハーサルのドラムの音が聞こえてくる…。園内に喫茶店から結婚式場まで散財するのが不思議な感じだが、多くは開園当時からの出店であり「公園」というものの定義が今とは違っていたのだろう。

松本楼と、公園の設計者が首を賭けて移植したという首賭けイチョウ

イメージ 3

秋を感じさせる松の実。

イメージ 4

木々も思い思いに色づいて…。

イメージ 5

園内ではガーデニングショーが開催されていた。これは「ライフスタイルガーデン」のカテゴリーで展示されていたもの。造園屋さんが法人で出品しているみたいだけど、こんなの作れるなら残業も楽しいかも。この家は洋風? 椅子が見えるね。

イメージ 6

こっちは和風かな? 動物が出てきそうで、ちょっと落ち着かないかも(笑

イメージ 7

園内にはグルメワゴンも出て、あーなんか西武ドームな感じ(笑 宮木牧場がいれば買うのに…というのは冗談としても。背後に控える高さを抑えられたビル群が、新宿でも池袋でもなく本当の「都心」という感じ。

イメージ 8

就職して、大手町の事業所からさらに渋谷の出先に護送?されたとき、「東京に住んでても皇居のあたりとかあまり来ないだろう」と言われたけど、本当にそのころ以来です(笑 皇居のお堀ってこんなに広かったっけ…。

イメージ 9

あぁ、日比谷に来たら鹿児島物産館「さつまいもの館」に寄らずにはいられない…。鹿児島の「とんこつ」は、豚の軟骨を味噌や焼酎で煮込んだ郷土料理。これ買うのは2回目だけど、こんどは野菜も一緒のメニューを考えたいなと。そのまんまだと、素人にはちょっと濃いぃので。

イメージ 10

ぴよっ。