北海道 道央~道東を駆け抜ける旅(2012/7/27~30)その4(終)

4日目 帯広→東京

7時ごろ起床。ホテルの朝食は、こんなパンとご飯の両方取りで…。これ、豚丼用の肉を取ってしまったため、必要最小限のご飯を追加した結果(笑 でも、満足な内容でした。

イメージ 1

9時半ごろチェックアウト。朝は曇っていた空も次第に晴れてきて、昼までには快晴に向かうらしい。楽しみにしていた11年ぶりの十勝平野ドライブ!

帯広を出て、広尾国道を南に向かう。かつて帯広から広尾は国鉄広尾線が結んでおり、カーナビを見ていると国道からヒゲのように出た「道道~停車場線」で、かつての駅の場所を容易に見出すことができる。

イメージ 2

一世を風靡した愛国駅、幸福駅。それにしても、愛国駅はともかく幸福駅周辺は集落もなく、見渡す限りの農地が広がるだけ。旅行者として風景は素晴らしいけど、ここに駅があった必然性は全く感じられない…。

なお、両駅には二次元キャラ「駅神」が進出していてちょっと引いた…(笑 まぁ施設の維持にも費用はかかるから、「あの手この手」が理解できないわけではない。

イメージ 3

幸福駅から若干下った中札内で西に右折し、ここからは十勝平野を横断する。11年前にも感動したこの風景だけど、その記憶は間違ってなかったな。十勝平野は北海道随一の畑作地帯。いつもここの野菜を食べているんだね…。

イメージ 5

菜の花畑も満開…。

イメージ 4

てんとう虫を狙うこひつじ。

イメージ 6

日高山脈が近づくにつれ、地形にも起伏が増えてくる。十勝平野もそろそろ終わり…。

イメージ 7

芽室町付近で十勝国道に戻り、ここから千歳方面へ峠越えの道を行く。十勝清水から日勝峠へ。日高山脈の北端をかすめる峠道の5合目には展望台があり、たった今走ってきた十勝平野を見晴らすことができる。

イメージ 8

つづら折れで上る十勝側と対照的に、峠の日高側は沙流川に沿った100kmに及ぶ道のりを延々と下る。道は途中から、旧国鉄富内線廃線跡と並行する。廃線跡には一部保存された駅もあるが、山間の小駅跡は人影もなくひっそりとしている…。

振内(ふれない)駅の構内は保存され、客車はライダーハウスに転用されているようだ。近接して「振内鉄道記念館」も整備されているが、入館が平日のみで予約制という時点で、この地の鉄道に対する熱の低さを感じる。

イメージ 9

山を降りきった富川から日高道に乗り、千歳空港を目指す。北海道は来るたびに、立派な高規格道路が増えていくな…。17時ごろ、空港近くでレンタカーを返車、ここから空港までは送迎バスで移動する。

空港での夕食は、「あさひ川井泉」のとんかつ定食で…。本当はもうちょっと地のものが食べたかったんだけど、あんまりピンと来るものがなかった。

イメージ 10

19時30分発ANA78便で、羽田着は21時10分。大井町行きのリムジンバスに乗って、先週引っ越してきたばかりの家に帰宅する。

なお、帯広のホテルにシャツ2枚を忘れ、後日着払いで送ってもらうことに…。結果、シャツだけは10泊11日の北海道旅行になったという(笑 ほんとはそのぐらいの時間を取って、のんびりしてみたいものだけど。


この旅の記録