岩手 今年最後の桜(2014/5/2~4)その1

1日目 東京→遠野(1/2)

平日の寝不足もあって何だかんだと出遅れ、東京駅到着は「はやぶさ」出発の6分前。せっかく休暇が取れたのに、危うくすべての行程をお釈迦にするところだった…(苦笑 ホームに上がってみると「はやぶさ」は入線済み、連結部は相変わらず人気撮影スポット。

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7時56分発「はやぶさ101号」盛岡行き、10号車グランクラスに乗車。てかグランクラスの乗客が、自分一人というこの状況…(笑 アテンダントに至近距離からご挨拶されたり、軽食の準備が異様に早かったり、居心地がいいような悪いような(笑

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「和軽食-東北編-」、今日のメニューはこんな感じ。若干「幕の内弁当」化してきた感もあるんだけど、過去記事見るとそう変わってはないんだね。

鮭塩焼、わらびしそ風味、野菜入りさつま揚と筍の木の芽味噌がけ、磯辺餅風団子、玉子焼、たらの芽唐揚、飾り人参、煮物(豆乳入り五目寄せ、高野豆腐合わせ、里芋、蕗)、藻塩飯(※秋田県あきたこまち塩竃の藻塩使用)、生姜おかか

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大宮到着時点で早くも軽食完食。ここからの乗客もなく、これで下車駅までマンツーマン環境はほぼ決定(笑 食後のドリンクはホットコーヒー、お茶菓子は前回と同じく青森「アルパジョン」のリンゴ・パウンドケーキで。

大宮から仙台までノンストップも、仙台で時間調整のうえそこから終点までは各駅停車。10時8分、快晴の一ノ関で下車。乗ってきた「はやぶさ」は、ここで新青森行き「はやぶさ」の通過待ちをする。

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駅隣接の「駅レンタカー」へ。今回、旅行の計画が直前だったので、一ノ関発着となったのはレンタカーの都合による。今日は遠野に直行する予定だったものの、頭の中でスケジュールを組み直し、まずは釜石へ行くことに。

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ナビを「一般道優先」にセットし、出発。国道4号を北上し、水沢付近から山越えの県道に入る。古道の雰囲気を色濃く残す盛街道は、1,200年前の朝廷軍と蝦夷軍との戦いに由来する「人首(ひとかべ)」集落など、歴史街道としてもその名を残す。

人首川沿いの閑村。天気はなんだかどんよりとしてきた。

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山越えの道はじきに釜石街道に合流。遠野を過ぎた先からトンネルだらけの仙人峠道路を抜け、再び快晴となった釜石には13時ごろ到着する。

釜石に来た訳は、9年前に訪問しその後津波の被害に遭いながら、駅近くのプレハブでなお営業を続ける「竹寿司」を訪ねるため。しかし、人影が少ないことを不審に思いつ近づくと、なんとのれんが出ていない…(笑

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まぁ竹寿司はちょうど一年前にも訪れているので、とりあえずまだ残っていることが確認できただけでよかったかもしれない。周辺はもう葉桜とはなっているものの、まだまだ青空に映える白い花があった。

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そして今は、鯉のぼりの季節でもある。

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一旦駅まで歩いてから、駅前の観光市場「サン・フィッシュ釜石」へ。一階が魚介市場、二階が飲食店という、清水で入った施設の小規模版という感じかな? その中から、少し並んでいたが「まんぷく食堂」を選択。

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ちょっと値段は張るが、三陸名物という「かぜおにぎり定食」(2,300円)をオーダー。ウニの直火焼きを江刺金札米と混ぜ込んだ巨大おにぎりに、さらにウニをトッピングした一品。サイドメニューも充実している。

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写真撮ったあともう一皿出てきた…(笑 かぜおにぎりは見た目濃厚な感じがするけど、わりとあっさりで意外に「おにぎり」らしい素朴な味わい。サイドメニューのバランスも良く、観光客の期待に応えてくれる内容だった。

その後、隣接する「シープラザ釜石」で「仙人秘水」と遠野ビールを購入するという、ブログを見返してみると昨年と全く同じ行動(笑 それから以前竹寿司のあった、大町地区を訪ねてみることにする。

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9年前に歩いたこのあたりだけど、三陸鉄道のトラス橋とかすごく記憶に残っている。今年3月、被災した工場跡地に「イオン」が出店、新しい人の流れができていた。町の中心となる「青葉通り」は、今まさに復旧工事中。

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竹寿司はたぶん、このあたりにあった。またここに戻るのはいつのことだろう。


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