北海道 最後のピースを探す旅（2014/7/4～7）その1

毎年作ってるこひつじの卓上カレンダー、どうしても最後1枚の写真が埋まらないので…。

1日目 東京→札幌

普段の平日よりちょっと早めに家を出て、品川から京急乗り換えで羽田空港へ。いつもどおり蒲田から各停のエア急にイラっとしつつ、それでも出発の40分前には空港到着。と思ってのんびりしていたら、結局バタバタになってしまったという…。

9時30分発ANA57便。窓側が取れなくても、プレミアムクラスの新しい座席は隣との仕切りがあって気にならない。座席は新幹線のグランクラス、食事はANAプレミアムクラスを評価したいけど、それぞれ制約ある中で工夫してやってると思う。

さて、本日の朝食は…。

カニ風味フレークと明太子のピザ風デニッシュ、アイオリポテトとハムのサンドイッチ、エルブドプロバンスの香る鶏のグリル　トマトソース、黒酢とブドウのゼリー　ライチジュレ添え、イタリアン野菜のコンソメスープ

羽田で搭乗が遅れた影響を引きずって、千歳到着は定時11時5分を10分ほど過ぎたころ。天候は曇り時々晴れ。機外へ出るとひんやりとした空気が…だったらいいんだけど、北海道の夏は普通に暑い（笑

配車の関係で1ランクアップしたレンタカーをを借り、営業所出発は12時過ぎ。今日の行程はちょっと迷ったんだけど、サラブレッドのいる牧場を目指し8年ぶりの日高路を下ることにする。

お昼目当てで、地図で見つけた「道の駅むかわ四季の館」に立ち寄る。ホテル併設の立派な施設で「ししゃも料理」ののぼりを出すも、どうもししゃもはおつまみ扱いで「ししゃも定食」みたいなのはない様子。こういうとこ、商品開発は重要だよ。

結局、8年前と同じ新冠の道の駅を目指し、再びアップダウンを繰り返す海沿いの国道を行く。道中、車窓には北海道の短い夏を精一杯生きる、緑色の風景たち。

空と海はどこまでも青く…。

新冠町に入ったあたり、「サラブレッド銀座」の標識に惹かれ県道を左折する。「銀座」というネーミングに若干笑いつつ、入口付近の駐車公園に入る。眼下の広大な草地には、ゆったりと草を食むサラブレッド達の姿。

何とも長閑な「銀座通り」だなぁ…。

銀座から2キロほど走って、「道の駅サラブレッドロード新冠」到着は14時半ごろ。「レストラン樹林」という名前を見て、8年前の記憶がいろいろと蘇ってきた。そのときもこの、「レコードラーメン」を食べたんだっけか。

レコードのごとく円形に広がったチャーシューがその名の所以。まぁ普通のラーメンなんだけど、意外と麺もしっかりしていておいしかった。

それから、近所のＪＲ新冠駅を訪問。一日8往復しか列車の来ないこの駅だけど、駅舎は「出会いと憩いのセンター」として、おそらく町が運営しているようだ。内部には競走馬に関する展示などがされ、それなりに綺麗に管理されている。

そして新冠の隣町、静内へ。時刻ももう15時半。8年前は襟裳岬まで回ったものだけど、今日はここを最後に引き返すこととしよう。

静内川の作る細長い平地上に立地する静内の町。その氾濫原を上流に向かって、牧場や牧草地が続いている。夕暮れ時、既に店じまいした牧場も多く…。

せめて家畜を置いて記念写真とか…（笑

毎年5月には人で溢れかえる二十間道路桜並木も、今の季節はひっそりと。大正初期に整備されたというこの桜並木、延長7キロにも及び走れど走れど終点に辿り着けない…。

17時を回り、そろそろ撤収の時間…。静内から小さな町々を辿り、千歳から道央道で札幌市内の中島公園へ。公園近くの「ノボテル札幌」チェックインは20時半ごろ。夕食にも時間が時間だったので、荷物を置いてすぐ外出し、地下鉄で札幌駅へ向かう。

予習していたガード下のスープカレー屋さんは既に閉店。全国チェーンでもいいかなぁと弱気になりかけたところで、駅構内に郷土料理「甚平」を見つけ入店する。とりあえず、北海道ビールではなく芋焼酎をチョイス…。

食事は「甚平セット」3,000円をオーダー。いやなんか、旅先ではいちばん高いもの頼みたくなるんだよね（笑　たらば天ぷら、うにいくら丼など…お品書きを控え忘れたので、誰か解析お願いします…。

お鍋は開けるとこんな感じ…。

閉店の22時半近くになって、最後の客となり居心地が悪くなったところで撤収。再び地下鉄に乗って23時前にホテルに戻る。中島公園は15年前以来二度目。そのときはパークホテルに泊まって、ビジホの友人から「金持ち」呼ばわりされたっけ（笑

夕食、置いてけぼりに抗議しているかのような三人（笑

今日は24時ごろ就寝。明朝ちゃんと起きて、ホテルの朝食味わわないとね。

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