竹皮パンダ弁当と上野動物園(2015/6/21)

なんだか突然ファミリー向けだなぁ。

連日売り切れということで話題沸騰中のパンダ弁当、これは食べたい!ということで何十年ぶりかの上野動物園へ…。あ、もちろん、パンダにも会いに(笑

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絵に描いたような梅雨空の今日。ただこのほうが人出は少ないし、結果パンダ弁当を入手できる可能性も高い。上野駅至便、入園料600円という敷居の低さがこの動物園の魅力。

入園して動物を見るより早く、突き当たりの売店を覗くと…あった、「竹皮パンダ弁当」(580円)! 売り切れては目的の半分も果たせないため、早速ここで昼食タイムに。

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手で触ると温かなパンダ弁当と、勢いに乗って購入した「パンダちゃんマフィン」(330円)。外で食べようとしたところ、雨が落ちてきたので室内に移動…。

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竹皮を開いてみたパンダ弁当。おむすび状のパンダの周りは甘い味付けの炊き込みご飯で、黒豆の目鼻に耳がシイタケというのがなかなか渋い。絹さやのササも芸細だ。

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ただこのお弁当、食べ進むだにパンダの顔が崩れていくというこの憐れみと言うか、心苦しさというか…(笑 後半は目をつぶって一気に食べる感じに、みんななるんだろうな。

マフィンの方も、ふわふわした生地にアクセントのチョコチップがおいしかった。

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東園の食堂には、このほかにもパンダメニューがたくさん。今日は「パンダちゃんホットケーキ」(460円)で、お腹が一杯になりました…。

そして、本物のパンダちゃんはと言うと…。

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観客に背を向けてササを頬張る姿…。新聞を読んでるおっさんに見えるけど(笑、これがシンシン(メス9歳)。そして「新聞わしゃー!」、みたいな。

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そのうち眠くなったのか、汚いお尻を振りながら奥へと消えていくシンシン(笑 パンダはこんな調子で24時間、食べては寝ての生活をしているらしい。

その隣のオリには、こっちを向いてお食事中のリーリー(オス9歳)。

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この子も最後は結局、お尻を振って去っていくんだけどね…。

上野動物園は、1882年に開園した日本で最も古い動物園。童話「かわいそうなぞう」の舞台でもあり、その前の1936年にはクロヒョウ脱走事件で世間を騒がせた。三年前にシンシンの子が亡くなったことが、ここ最近では大きなトピックかなぁ…。

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上野駅前の「フォルサム」で、パンダをモチーフにしたパンを購入。その隣のファミマでも、店内入ってすぐパンダのぬいぐるみが並んでいてびっくりした。上野東京ライン開業で地盤沈下が危ぶまれる上野駅周辺、パンダ頼みの抵抗が続くのかな。