ひたち海浜公園 空と雲とネモフィラと(2017/5/4)その2(終)
「みはらしの丘」とその周囲は「みはらしエリア」として括られ、移築された古民家や売店、菜の花畑なんかが整備されている。結果的に、このエリアだけで4時間を費やした。
古民家付近の特設売店では、地元の趣向を凝らしたお弁当を販売しているが、気づいたのが遅くあえなく売り切れ。小腹が空いていたので、「常陸野ハニードーナツ」(300円)と「常陸野ほしいもドーナツ」(350円)×2を購入。長さ30cmほどもあって、けっこうお腹にたまる(笑
実は「みはらし広場」の麓に、もう少し規模の大きい特設売店が出ていて、そちらは夕方まで飲食を提供していた模様。ということに帰りがけに気付いた。
「みはらしゾーン」の面積は、公園全体の4%弱。残りの96%にはほとんど触れず仕舞いだったけど、気になったのは整備されたばかりの「沢田遊水地」。砂から清水が滾々と湧き上がる森の中、ガイドツアーに参加すれば珍しい動植物と出会えるかも。
みはらしの丘の裏手「樹林エリア」には散策路が整備され、たぶんこの公園でいちばん人が少ないのではなかろうか、落ち着いた「大人エリア」を形成している。このほか季節の花々が活けられた広場や砂丘散策、アトラクションなどまぁ盛りだくさんなことで…。
夕方になっても人は増える一方で、丘はもはや万里の長城にしか見えない(笑
公園だけだと絶対に時間が余ると思って、御朱印帳まで持ってきたのに(笑
時計は16時半。最終のバスが16時57分だと聞いていたので、来た道を急ぎゲートに戻る。17時の閉園を前に園内は帰り支度と思いきや、まだまだ丘を目指す人たちとすれ違ったり。
10分前にゲートを出ると、既にそこにはバス待ちの列。結局3台では捌ききれず、バスはこのあともう1往復したらしい。行程ギリギリの人は、ちょうど常磐線特急に乗り遅れるいやらしいタイミング。
到着した阿字ヶ浦は、1928年に当時の湊鉄道が開業させた駅。海水浴場まで徒歩5分の場所にあり、かつては上野から国鉄の直通列車も乗り入れていた。その後はローカル化の一途を辿るも、近年ではひたち海浜公園の整備進捗もあり息を吹き返している。
湊線に揺られ、勝田駅に帰り着いたのは17時36分。駅舎内の臨時売店で、往きに目をつけていたお土産を売り切れ寸前で購入。時間に余裕があったので、一旦水戸に出て夕食を探す。水戸駅前には鯉のぼりが泳ぎ、水戸黄門像の前で記念撮影をする人たち…。
街中に出るのも億劫だったため、駅ビルの「なんつッ亭」に入店。照り付ける日差しの下歩き回ったので、やっぱこういうことになるよね、うん。
満席の「ひたち26号」に乗って、帰宅は22時過ぎ。炎天下の小旅行、さすがに疲れたわ…。
とっておきのお土産は、「ネモフィラどら焼き」(280円)×3!(笑 水戸の老舗菓子店が考案したという、青色の餡が入った過剰包装などら焼き。まだ渡した3人のうち2人は未開封、1人からは感想を聞けてないので、どんなものかはわからない(笑
その最後の1人から、こんどは「足利フラワーパーク」を推薦するメールが来た。行かなきゃいけないかなぁ。行くんだろうなぁ…(笑
この旅の記録