石神井公園と桜の時(2016/4/9)

何故か時期を過ぎたころに見たくなる、石神井公園の桜。

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3月から「Fライナー」の肩書がついた副直快急を、石神井公園までの一駅だけ利用。降り立った駅はすっかり綺麗に建て替わり、引き続いて南口周辺の町づくりが進められていた。

公園へと向かう道すがら、民家の桜はすっかり終わっていて…。

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毎年真っ先に迎えてくれる三叉路の桜は、落ちた花弁さえ残っていなかった。

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ただ公園自体は、土曜日の昼過ぎ時ということで沢山のボートが出て賑わっていた。

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そんな中、わずかに残った花を探して歩く。

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池にはたくさんのスワンが浮かび、池面を覆う花弁を切り裂いていく。

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旧早稲田通りを渡って三宝寺池へ。入口近くには何故か焼き芋屋さん…、背後の茶屋も結構な混雑っぷり。

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もともとこちらには桜は少ないんだけど、それにしても今年は季節の移ろいが速い。池面に浮かぶ厳島神社、対岸の緑の間から桜が遠慮がちに顔を覗かせる。

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こひつじは桜餅を妄想中。

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桜の時は終わり、やがて街には夏の足音が近づいてくる。

「春が終わり夏が訪れ 桜の花びらが朽ち果てても
今日とかわらずあたしを愛して」

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「右手をつないで優しくつないでまっすぐ前を見て
どんな困難だってたいした事ナイって言えるように
ゆっくりゆっくり時間を越えてまた違う
幸せなキスをするのがあなたであるように」
(「桜の時」AIKO / 2000)


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