清瀬ひまわりフェスティバル(2016/8/27)

先週末の開幕から、天候に祟られている清瀬ひまわり。雨が上がった頃合いを見計らって駅に出てみると、そこにはひまわりをかたどったかわいらしいバス停が。

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期間中は土日に限って、清瀬駅から無料のシャトルバスが運行している。シニアな係員に渡されるリーフレットもしっかりしたもので、夏の風物詩として清瀬市も力が入っている。そしてフルカラーLEDの、この表現力。

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中清戸の臨時バス停まで、ゆっくり走って10分弱。そこから長閑な風景の中を、5分ほど歩く。こんな悪天候ながら、週末とあって人出はそれなりに多い。

奥に見える黄色い箱は、まぁ合法ではないだろう(笑)焼き鳥の移動式屋台。

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雑木林の手前を左へ折れると、その先がフェスティバル会場の「石井ファーム」と「小寺ファーム」。もともとは小麦畑の肥料とするためひまわりを植えていたものを、一般に開放するようになって今年ではや9回目を迎えた。

台風の影響か、手前は倒れてしまった花も多いけれど…。

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入口付近に設えられた展望台から見渡すと、奥半分は今が見ごろの黄色い世界。

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展望台から下りてみると、ゴムシートは敷いてあるものの足元は激しい泥濘地獄(笑 万が一にも転ばないよう、慎重に歩を進めていく。ひまわり畑の背後には志木街道のケヤキ並木や屋敷林が控え、武蔵野の原風景をよく残している。そんなところが清瀬らしい。

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一方で新しい戸建住宅たちはカラフルで、こちらはまた黄色とのコントラストが楽しくて。

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かつての清戸は、まぁ今でもそうだけど、江戸近郊の農村地帯だった。当時の農民は往路は野菜を、復路は下肥を担いで、「清戸道」と呼ばれる街道を1日かけて往来した。今でも豊島区目白台に、清戸道へと上る「清戸坂」の名が残っている。

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そんな清戸の空には再び黒い雲が広がり、ぽつりぽつりと冷たいものが落ちてきた…。

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場内はモデル撮影やコスプレ撮影に興じる人もいたりと、思い思いにこの空間を楽しんでいる。ということでこちらも、こひつじモデルに登場していただこうか…(笑

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なお、ペットの入場は禁止されております。

16時を前に「蛍の光」が流れてきたので、物販で買い物をしつつ撤収。物販はひまわりの切り花と鉢植え、あとは農産物の直売ぐらいかな。ただ農産物は普通に「嬬恋産」とか書いてあって、曰く「西友より安い」そうだけど。

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奥の雑木林は埼玉県新座市、その手前にそびえるのは気象衛星センターの受信アンテナ。左手には米軍通信隊も立地し、要は田舎でノイズが少ないことから選ばれたらしい。病院だとか、グラウンドだとか、多くの人が抱く清瀬は「静」のイメージだろう。

帰りのバス停も、期待に違わず畑の中。

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切り花は長持ちさせる自信がなかったので、ひまわりの鉢植え(200円)を買ってきた。すっかり日の短くなった今日このごろだけど、もう少しだけ夏の気分を味わいたくて。

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清瀬ひまわりフェスティバル、明日まで。


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