清瀬ひまわりフェスティバル(2017/9/2)

こういう時に限って、眼医者が長引くんだよなー。(←まだ通ってたか!)

少し風があるけれど、青空の広がるひまわり日和。今年は西武鉄道もだいぶ前からポスターで告知していたり、年々増加する来場者と会場のキャパが気になるところ。でもこの時期が、清瀬がいちばん輝く時とも言える。

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北口に設けられたシャトルバスの乗り場に来たのは13時過ぎ、ちょうど目の前でバスが発車していくところだった。バスは20~30分間隔で出ているが、1本見送らないと座るのは難しい。乗車したバスもやっぱり満員で、13時半に駅を出ると郊外の住宅地の風景を走っていく。

所要7〜8分で「コミュニティプラザひまわり入口」に併設された臨時バス停に到着。ここから会場までは徒歩7分ほど、田舎びた道中はそこはかと酪農の匂いが漂っている。

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それにしてもまぁ、事前に開花情報見て覚悟はしていたんだけど、会場近くまで来ても見渡す限り黄色い花など微塵もなく…(笑 いつもこのあたりだけ最後まで咲いているんだけど、今年はすでに踏みしめられ耕されてしまった模様。立て看板のひまわりの絵はかわいいけどね。

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入口付近に並ぶ売店関係は後回しにして、入場するとすぐ木製の見晴台に上がる。そこには、台風に倒された昨年の状況とはまた違う、咲き疲れ頭を垂れたひまわり達の風景が…。

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右手に視線を移すと、奥に一部辛うじて黄色く残った区画が目に入る。見晴台には目もくれず、ピンポイントであの場所に向かう人も多いみたいだ。

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見晴台を下りると、とりあえず真っすぐ伸びるメインストリートを歩いてみる。時には背丈以上、高さ最大2mにも達するひまわり畑だけれど、今は何かの野菜畑にしか見えようがない(笑 見頃は先週末だったみたいで、肌寒い気候が続いたからか一週間ですっかり萎びてしまった。

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獣道を辿り畑に踏み込むと、遊び心か腹いせか、ちょっと怖い顔をした4兄弟が待ち構えていた。

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会場いちばん奥の小ぶりな花の残る一角には、虫も人もなんだかすごい密度で集まっていて。花と蝶との関係は、植物が花というものを生み出した1億年前まで遡ると言われている。それ以来共存共栄の緊密な関係を保ちながら、今日までお互い進化してきた。

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空に浮かぶは秋の雲。夏の終わりと言うよりかは、完全なる秋晴れだね。

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成長期のひまわりは太陽の動きを追いかけるけど、成熟すると東を向いて固定する。だからこんな午後に訪れると、みんな太陽を背に黒っぽい顔しか見せてくれない。

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天高く、ぴよこ肥ゆる、秋。

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まぁまた来年、だね。

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ひまわりがこんななんで、入口付近の売店で鉢植えを買おうと覗くも、みんな同じ考えなのか売り切れのご様子。切り花も萎れたのしか残っておらず、あとは農産物…も清瀬産かと思いきや普通に青森産だったりして。昨年と同様、Tシャツはまだ余裕があるみたいだったけど。

飲食系も、かき氷は売り切れ、牛串は並んでいるものの、隣の焼きそばは閑古鳥だったり。

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会場から少し離れ、コミュニティセンターに設えられた臨時駐車場には、ドーム前広場のようなグルメワゴンが今年から登場。匂い的には完全に、宮木やMOURAの前を歩いてる気分になるんだけど(笑 こちらも、肉丼系のワゴンはそこそこ賑わっているけれど、隣のカレー屋さんはもう…。

このあたり、駐車場内という立地も宣伝もまだまだで、往きに見かけたら買っていたかもしれない。

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帰りのバスも、タイミングよく1本待って最前列に着席。そう長い乗車時間ではないんだけど、日陰のない炎天下の帰り道に、立ちっぱでぎゅう詰めのバスも堪えそうだから。晩夏の風物詩として知名度も上がってきた清瀬ひまわりだけど、受け入れる方もまだまだ成長の余地はあるね。

体調と仕事に振り回されたこの数か月だけど、最後の最後に出かけられてよかった。

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さようなら、今年の夏。


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