遠野 落穂拾いの旅(2016/11/11~13)その1
1日目 仙台→遠野
新幹線まで時間があったので、仙台駅構内の「ずんだ茶寮」へ。話題の「ずんだシェイク」(250円)と、「ずんだあんみつ煎茶セット」(650円)を試してみる。意外なほどすっきり甘いシェイクに対して、あんみつは普通に「枝豆の粉」感満載で…(笑
レアポケモンを探しに塩釜まで往復したあと、別件で同行していたポケ子と別れたころには予定の10分前を回っていた。16時39分発盛岡行き「やまびこ55号」で、夜闇のみちのく路を一人北へ向かう。
所要1時間ほどの新花巻で、釜石線に乗り換え。初夏に訪れた際はカエルの大合唱だったこの駅も、今夜は乗り換え客のわずかな足音以外は静まり返って…。
20分の待ちでやってきた、快速「はまゆり5号」に乗車。エンジンの音をBGMに黄ばんだ天井を見上げ、しばしローカル線の揺り籠に身を委ねる。エスペラントの愛称を掲げる小駅をいくつか刻んだ18時46分、列車は23か月ぶりの遠野駅に滑り込んだ。
遠野は4度目だけれど、過去の訪問は夏、春、冬で、秋の遠野はこれがはじめて。昼間の雨で路面は濡れているものの、気温は案外高く過ごしやすい。駅前の通りを真っすぐ歩いて、旧鍋倉城の足元に位置する「あえりあ遠野」には19時ごろのチェックイン。
一旦部屋で態勢を立て直してから、慌ただしく1階のレストラン「銀杏」に降りる。
今回の宿泊は、和食会席「三山遊膳」付きのプラン。まずは釜石の地酒「浜千鳥」を頂きつつ、さてどこから箸をつけていいのか目移りしながら…。
膳菜:鶏八幡巻き、小肌手網巻き、牡蠣の酒蒸しタルタルのせ、平目昆布締め、鮎有馬煮
御椀:鱈白子豆腐、黄柚子、芽蕪、玉子そーめん、湿地
造里:三陸産 平目、鮪、羽太、妻物一式
焼肴:鰈の千草焼き、花豆、栗、はじかみ
酢の物:三陸産炙り蛸黄味酢掛け、胡瓜、トマト、レモン
遠野の地酒「国華の馨」を熱燗で。酸味があるけど後味すっきりな、飲みやすいお酒。
陶板焼:牛ロース、遠野野菜
焚合せ:里芋饅頭、椎茸、小松菜、茄子、紅葉麩
食事:ちりめん御飯/香の物:お新香/留椀:ひっつみ汁
水菓子:ふじ、スチューベン
撮るの忘れて半分食べちゃったので…(汗
以前とシェフが代わったそうで、和会席ながらフレンチのテイストが入った印象。味は折り紙付きだけど、料理が次々出てくるので、冷めちゃったり焼けすぎたりで勿体なかった。
ツイン1名と3匹利用(笑 部屋で何故か「紅の豚」を見てから、23時ごろ貸切状態の大浴場へ。それからまた部屋に戻って、一週間の疲れもありだらだらとテレビを眺める怠惰な生活(笑
24時過ぎまで記憶があるんだけど、いつしか目覚ましもかけず落ちてしまったようで…。
タイムスケジュール(1日目)
16:39~17:41 仙台→新花巻「やまびこ55号」
18:01~18:46 新花巻→遠野「はまゆり5号」
19:00 チェックイン「あえりあ遠野」
19:30~20:45 夕食「銀杏」
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