浜離宮恩賜庭園(2018/3/11)

東日本大震災から7年目のこの日。7年かぁ…。

新橋駅を降りて、駅で見た地図を頼りにリバーサイドへ。道路が広く横断歩道が少なくて、歩道橋上がらないと行き止まりだとかいろいろとトラップが…。

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汐留再開発エリア。汐留貨物駅と、運輸会社が集まるコンクリート色の目立つ場所だった。

大手門橋を渡り窓口で少し並んで、入園料300円を支払う。天気は晴れ時々曇り、日射しは強いんだけど風があって暖かさはそれほど感じない。

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園内に入るとすぐ、内堀の向こうにお目当ての緑と黄色のグラデーションが。

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菜の花畑は、園内北端の一角に作られていた。そこまで大規模なものではないけれど、汐留のビル群を背景にした近未来的な絵はここしかないもの。思ったより人も多くないし。

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振り向くと勝どきの高層マンションを背景に…。勝どきも本当に、地味な埋め立て地でしかなかったんだけどね。

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巡りくる季節を感じつつ…。

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浜離宮恩賜庭園となっているこの地は、江戸初期は一面の芦原で、その後甲府藩の下屋敷として拓かれたのが「庭園」としての始まりという。

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その後、将軍家の別邸「浜御殿」が建てられ、以降大名庭園として少しずつ整備された。

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明治維新を経て皇室の離宮となったが、震災や戦災で建物や樹木は損傷し、応時の面影は失われた。

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戦争が終わった1945年11月、庭園は東京都に下賜され、翌年から有料公開が始められた。

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潮の満ち引きによって風情が変わる「潮入の池」は、今もその機構が残されているという。水辺に立つと、潮の香りが僅かに漂ってくる。

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将軍に狩られるばかりだった鴨たちも、今は悠々と水面を掻いて…。

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このあとの予定があったので、今日は駆け足で一周だけ。ゆりかもめ汐留駅を目指したんだけど、ここがまたトラップいっぱいで遠かった(笑

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都立庭園なんて身近すぎてなかなか行かないけど、あえて行くとそれなりに楽しい。