山口・熊本・宮崎 足跡をつなぐ旅(2012/12/28~2013/1/1)その5(終)

5日目 熊本→東京

あけましておめでとうございます。

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ホテルの朝食は、洋食バイキングじゃなくこんな感じ…。あんまり満足感はないかなぁ。

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10時半ごろチェックアウト。辛島町から市電を水道町まで乗って、そこから徒歩で藤崎八幡宮へ。お参りをすると、もれなく巫女バイトが御幣でお祓いしてくれます…。

おみくじは「末吉」だけど…「籠の中にいた小鳥が放されて自由にとび歩く様に苦しみを逃れて楽しみの多い身となる運です 世の為人の為に尽しなさい 幸福(さいわい)まして名も上がります」…全文引用(笑 いいのか悪いのか(笑

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帰りは藤崎宮前から熊本電鉄利用で。ところが、熊本電鉄はここを起点に郊外を向いているため、熊本駅方面は相当遠回りになる。これこそ、富山の事例を引っ張り出して市電活用の市内交通を検討したらいかがだろう。

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藤崎宮前から2つめの北熊本で乗り換え。古い都営三田線の電車から降りると、向かいに停まっていたのは渋谷駅前に鎮座しているのと同じ?東急の緑色の電車…いや、これがまたケロロ軍曹のフルラッピングですか!?

上熊本まで約10分のみちのり。車内の広告は全部ケロロだし、車内放送もケロロ仕様という徹底振りがおそろしい(笑 「次は、上熊本であります!」って… 狙ってきたわけじゃないから、これは思わぬ収穫だ(笑

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上熊本で市電に乗り換え、辛島町で乗り継いで熊本駅に辿り着いたのは13時過ぎ。そういえば、「いきなり団子」食べそびれたなぁ。駅で「鮎屋三代」というお弁当を買って、13時44分発の「さくら308号」でとりあえず博多へ。

博多到着は14時23分、ものの40分で着いちゃうのか…。13年振りの博多。このときは長崎~福岡~大分と巡ったんだけど。今回の旅をしてようやく、16年前の山口から13年前の福岡を経て11年前の熊本まで、足跡をつなげることができた。

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駅では「銘菓ひよ子」100周年キャンペーン実施中。ひよこは博多の名物なのか、東京の名物なのか。

駅で「元祖焼き明太子寿司」を購入…って、食べすぎだ。15時30分発「のぞみ44号」に乗車。16年前の山陰旅行の帰りに、広島~東京間の乗車でお尻が痛くなった経験があるため(笑)、5時間の長旅を考慮して今回はグリーン車にしてみた。

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行きの飛行機と比べ座席は特に遜色ないが、サービスが紙おしぼりのみなのが残念。山陽新幹線は特にトンネル内でよく揺れるね。東海道区間プラス30キロの速度差だけど、トンネルの多い日本ではこれぐらいが実用限度なのだろう。

さてっと♪ とりあえず、九州駅弁コンクール不動の1位「鮎屋三代」を開封。見本をよく見ずに買ったんだけど、ご飯の上に鮎が一匹まるまる横たわっていて驚いた(笑 基本的に姿モノが苦手なため、まずは頭を落としてから身をほぐす(苦笑

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しかしこれ、味はとってもよかったです。結果として「鮎の寒露煮フレークご飯」になったんだけど(笑)、焼鮎の出汁で炊いたご飯とも濃厚で、かつ飽きない。鮎も鹿児島産の天然にこだわっているということで、これは本当贅沢なお弁当だ。

新大阪を過ぎると、会社が変わるので再びおしぼりのサービスあり。さっきお昼を食べたばかりだけど、このあたりで夕食に入る(笑 博多で買った「元祖焼き明太子寿司」。高かったわりには、普通にたらこご飯でした(笑

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車販のコーヒーで口直しをしつつ、思いのほか退屈せずに20時26分品川着。驚異的な乗り継ぎ運で20分も経たずに帰宅する。パソコンを持って出たから、家の中がすっきりして引っ越してきたころを思い出したよ。

嫌でも年は明けるもの。生きることは覚悟の連続だ。


この旅の記録