北海道 ハコダテサマーと道南縦断の旅(2013/9/5~7)その1
1日目 東京→函館
雷と豪雨でほとんど眠れなかった…。昨日帰りが遅かったので、バタバタと支度をして雨の残る中出発。品川に出るも、京急の発車案内に時刻が入っていない…。朝の京急は信用ならんので(笑)、浜松町に転進してモノレールで羽田空港へ。
空港到着は出発30分前の9時50分ごろだったが、どうやら悪天候の影響か機材の遅れで10時40分発に変更とのこと。プレミアムクラスの専用カウンターから待たずにチェックイン。これはまぁ、小市民の背伸びだと自分では思ってる(笑
朝食がパンひとつだったため、売店でバナナが売られているのを目ざとく見つけ購入。ばななだー。プレミアムクラスは搭乗も優先。席は足が伸ばせられるほど快適だし、荷物の受け取りもいちばん早く出てくる。そして何より楽しみなのは食事♪
ANA853便。上空は積乱雲が出ており、シートベルトのサインが消える時間はわずか40分ほどで、その間にプレミアムクラスの食事が振舞われる。メニューはサンドイッチとスープという軽食で、事細かに書くとこんな感じ。
海老とエリンギ茸のオープンサンド ビスククリームソース、野菜とタンドリーチキンのサンドイッチ、イタリアンソーセージ入りスクランブルエッグとピペラードソース、アクアパッツア風スープ(スペルト小麦とミックスピメント ほのかに香るオレンジ風味)
食事をゆっくりと味わって、落ち着いたころにはもう着陸態勢に入るころだった。
12時20分ごろ函館空港着。空港でレンタカーを借り、これから3日間の足はこれで。函館山の中腹にひろがる、異国情緒あふれる元町地区までは30分ほどの道のり。車を駐車場に入れ、徒歩で探索。青空が広がり、坂と港のある風景はまさにハコダテサマー!
元町は本当に歩いて楽しいところ。カトリック元町教会では、この時期にアジサイが咲いていた。北海道のアジサイは夏の花。
旧イギリス総領事館で、こひつじにロンドンバスを購入。いや、そろそろこの子にもおもちゃを持たせてもいいころかと(笑 庭にはやはりアジサイが咲いていた。
旧函館区公会堂は、今もコンサートホールとして使われる現役の施設。こんな景色を眺めながら聴く音楽なんて最高だろう。
1916年に再建されたハリストス正教会は、もうすぐ100年の節目を迎える。
元町は江戸時代から行政の中心で、開国にあたり、各国の領事館や洋館がここに置かれた。歴史的風土が残るこの元町地区を訪れるのは3度目だけど、何度歩いても感動がある。「町歩き」という観点で、こんな素敵な場所はない。
夕方になったので一旦山を下りて、五稜郭付近の市街地で時間調整。それからまた元町に戻って、八幡坂から夕暮れの函館港を見る。これがまたよいのだよ。函館は徒歩でのんびり散策するのもいいけど、車があるとまた機動力があっていろいろできるよね。
函館駅に戻って、わずかに開いていた店のうち「どんぶり横丁市場」の「いくら亭」に入店、「うにいくら丼」1,890円也をいただく。ミョウバン臭さを感じない生うにはクセがなく、いくらに負けるほど薄味だけどおいしい。
18時過ぎに、函館山ロープウェイの山麓駅へ移動。夜はマイカー規制がかかり、公共交通機関でないと山頂には辿り着けない。駐車場渋滞が心配だったものの、特に待たずに入ることができた。山頂までは、5分の道のり。
山頂は海外からの団体客も多く黒山の人だかり! 少しずつ体を前進させて、夜景が望める最前に出るまで10分ぐらいかかったよ(笑 でも、たまたまだけど来た時間がよかった! まだ薄明るい空が次第に暮れていく中、灯りゆく街明かり…。
空が暗くなるとともに、街明りはその輝きを増していく。
来た道をロープウェイで引き返し、コンビにで函館ワイン(余市産洋梨ワイン)を買いつつ、19時半ごろ宿泊の函館国際ホテルへ。それにしてもワイン好きだねー(笑 ホテルの部屋からは函館港の夜景が一望できる。函館駅、摩周丸、函館朝市…。
明日は早起きして駅周りを歩きに行こう。
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