香川・徳島・和歌山 サンライズ瀬戸と目的地のない旅(2012/9/5~9)その3

3日目 徳島→有馬温泉

9時ごろチェックアウト。朝食なしのプランだったので、タリーズに入ってベーコンチーズな朝食。べつに徳島限定じゃないけど(笑)、カフェのトーストは好き。

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駅前通りをゆっくり歩いて、町外れのロープウェイ駅へ。本当に空が広くて、開放的できれいな町だ。ロープウェイで眉山(びざん)の山頂へ。眉山は徳島のシンボル、どこから見ても眉の形に似ていることからの命名という。

山頂までは6分程度。山頂駅にはたくさんの風鈴が下がっていて、今の時期ほんとに涼やかだし賑やかだ。

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山頂からは徳島の市街地が一望できる。東を向けば徳島城吉野川河口と紀伊水道。長らく対関西における玄関口だった徳島だが、明石海峡大橋の開通を契機に一層の市街化が進んでいるようだ。

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北を向けば吉野川中央構造線の大断層地帯のパノラマ。

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帰りは裏通りをぶらぶらと歩く。徳島も「アニメのマチ」を標榜しており、練馬と同じくアニメによる町興しをしているよう…。アニメが市民権を獲得して以来、日本中なんかこういう感じになってきたよね(笑

昼食は駅ビルの徳島ラーメン「岩田屋」で。豚骨醤油をベースに、卵を溶かしたまろやかなスープが特徴かな? 「食べログ」での評価は低めだけど、普通においしかった。徳島では、ラーメンはごはんのおかずになるそうだね。ごはんはおかず…じゃなくて。

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なんか勿体ないけど、四国はこれで終わり(笑 明石海峡大橋を渡るべく、徳島駅前から三宮行きの高速バスに乗る。三宮までは1時間40分の道のり。満席の高速バスに、徳島と関西圏との強いつながりを感じる。

途中、バスは淡路島を通過する。淡路島は18年前の阪神淡路大震災後に訪れただけだけど、当時と比べ思いのほか架橋の恩恵を受けていないのかな。相変わらず水田中心ののどかな景色が広がっている。

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完成した明石海峡大橋を渡るのははじめて。建設中に、主塔の上まで登らせてもらったことはあるけど。明石海峡を越えると、バスはいよいよ神戸へ。淡路島の長閑な風景と一変、やはり本土の街の集積度合は違う。

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それにしても、市街地を見ると溜息をついてしまうのは何故だろう?(笑 16時ごろ、三宮バスターミナルに到着。神戸を歩こうかとも思ったけれど、今日は2005年に起きた福知山線脱線事故現場へ行く。最寄の塚口駅まではJRで30分ほど。

センセーショナルな出来事だった…電車って速度超過の場合普通に止まるものと思ってたからさ。駅には未だに社長名のお詫びが貼り出され、現場となったマンションも保存されている。ただ周辺住民感情もあるだろうし、今後どうしていくのかな…。

三宮から北神急行六甲山地を抜け、谷上から神戸電鉄有馬温泉へ。「メルヴェール有馬」にチェックイン。窓からは温泉場の夜景…。

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少し出かけて夜風にあたってから、温泉に入って、夕食を食べて。

夕食は新神戸駅で途中下車して買った「神戸のステーキ弁当」、それに神戸ワインのミニグラスで。神戸はおいしいものたくさんあるぞ(笑 お弁当はご飯をピラフにしているのがポイント。牛肉は少なめだけど、とても柔らかくておいしかった。

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あんまり目的もなく、温泉でゆっくりというのもなかなかね。


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