北海道 こひつじ初めての旅(2010/8/7~10)その1

夏休みの北海道旅行が決まったので、プレとして4年前を思い出しながら…。

1日目 東京→比羅夫

4時起き成功、6時前に出発…。保谷から羽田空港は遠い。山手線経由、浜松町からモノレールで7時15分ごろ羽田空港着。搭乗口まで来てみると、狙ったわけじゃないがポケモンジェットが横付けされていた。

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「万かつサンド」で朝食にしてから、搭乗。8時ちょうど発ANA53便。今日は気持ちのいいフライト日和!

9時35分千歳空港着。荷物を受け取ってから、レンタカーの営業所が遠いのでどうしても1時間近くはかかってしまう。空港周辺は自衛隊の施設に囲まれ、ナビに頼らなかった4年前は空港周辺からの脱出に苦労した(笑

今回はしっかりナビをセットしたレンタカーで、道道を西、支笏湖方面へ向かう。道は山林を真っ直ぐに貫く快走路。地図を見ると山道なんだけど、やっぱり北海道は違う。道はやがて支笏湖畔へ。

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支笏湖は4万年ほど前に形成されたカルデラに水が溜まった湖。温泉街は千歳方面に近い北東側に広がるが、ここに車を停め損なうと湖を1/4周ぐらいする羽目になる…(笑

厚い雲が出てきて、風景が白っぽくなってしまった。(レンズの汚れもあるが…。)

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支笏湖温泉まで戻って、そこからまた一直線の国道で苫小牧まで下りる。苫小牧駅前は閉鎖された大型スーパーが目に付くなど、閑散とした雰囲気。駅と商業ビルとを結ぶ連絡橋に人の姿はなく、地方都市らしい寂しさ。

苫小牧からは海沿いの国道を西へ。国道は途中、海と護岸1枚隔てただけの海沿いを真っ直ぐに走る。

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東室蘭から旧室蘭市街のある絵鞆(えとも)半島へ。半島は陸繋島で思いのほか起伏があり、室蘭本線は埋め立て前の海岸線に沿っているため大きく蛇行している。

豪壮だった室蘭駅の駅舎は1997年のをもって役目を終え、小ぢんまりとした駅舎へ改築されていた。商業施設など、東室蘭地区への流出が大きいという。

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のんびりしすぎたかこの時点で15時近く…。今日の本当の目的地へ辿り着けなくなる気がしてきたので、白鳥大橋で室蘭湾を一跨ぎして本土へ復帰。有珠山昭和新山を正面に見ながら、道央道で虻田洞爺湖ICを目指す。

途中、洞爺SAに入って「黄金豚カツカレー」で遅い昼食。

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SAの敷地からは、遠く有珠山が見えるような見えないような…(苦笑

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夕食用に限定のお弁当を購入しつつ、再び道央道洞爺湖方面へ。虻田洞爺湖ICから洞爺国道へ下り、災害復旧で付け替えられたトンネルで外輪山を抜けると、道路はいきなり洞爺湖に突き当たる。

洞爺湖近くには火山活動で被災した町道を保存活用した遊歩道があり、ぜひとも歩いてみたかったのだが、ここにきて雨が落ちてきた。いったん洞爺湖畔の駐車場へ避難するものの、雨は強くなるばかり。

駐車場から洞爺湖温泉…この写真が精一杯。

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16時半を回ったところで、時間配分を失敗した感が否めない中、今日の宿泊地比羅夫に向かう。洞爺湖の北西端から丘陵を駆け上がり、牧場地帯を走る。真っ直ぐに続く道と、靄の間に覗く「蝦夷富士」羊蹄山が道南らしい雰囲気。

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晴れてたらなぁ…(笑

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羊蹄山の南に広がる真狩村へ辿り着いたころ、ようやく雲の切れ間が見えてきた。羊蹄山に抱かれるような真狩村。山腹へ真っ直ぐ伸びる砂利道を上っていくと、いちばん上にあったのは村を見下ろすお墓だったり。

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ニセコにほど近い、「湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭」到着は18時過ぎ。季節はずれのリゾートホテルだけど、ここしかなかったので…。窓の外には、冬季に稼動するスキー場のリフトが隣接する。

夕食は洞爺湖SAで買った「洞爺湖モシリ弁当~嶺上開花」。道南の名品をとにかく詰め込んだ感じ。これはものすごいお弁当ですよ…。

大滝茸ご飯、大滝長芋の漬物、伊達名物「いとうのてんぷら」のかまぼこと焼魚、内浦湾ホタテのフライ、有珠山ご飯(いくら)、室蘭焼鳥、壮瞥産卵の燻製、羊蹄山周辺産のジャガイモのサラダ、道南名産イカ

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早めにシャワーを浴びて、22時半ごろには就寝。今朝早かったし、明日はけっこう長丁場なので。


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